ペーパーレス化が進む中で、まだまだ紙媒体で保存しているものは多いですよね。
子供が産まれると、よりいっそうアナログ生活で紙があふれます。。
そこで今回は、手軽にスキャンして紙面をデータ化できる「CZUR Shine」について紹介します。
CZUR Shineとは?どんな製品?
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CZUR Shine(シーザーシャイン)は本や雑誌等を裁断する必要無く瞬時にデジタル化が可能で、WordやExcel、PDFにも出力できる「オーバーヘッドスキャナー」です。
よくコンビニや会社に置いている複合機は「フラットベッドスキャナー」であり、本や雑誌などをスキャンする際、スキャナーを開いて綺麗にセットし、蓋を閉じて印刷する必要があります。また、取り込んだデータを確認するにはパソコンを使うため、複合機とパソコンを往復しなければなりません。
CZUR Shineは、マットの上に本や雑誌を置いてボタンを押すだけなので、スキャナーを開いてセットし、蓋を閉じる必要がありません。また、一枚一枚入れ替えてスキャンせずに、複数のデータをワンタッチでデジタル化も可能です。
コンパクトに折り畳み可能で場所を取らず、パソコンと並べて置けるので、データを瞬時に確認して使用できます。重さもわずか1kgと軽量であり片手で簡単に持ち運びが出来るため、スキャナーの設置場所に困る事もありません。
一言で言えば、誰でもどこでも紙媒体を簡単にデジタル化出来るツールです。
「Makuake」は、まだ世の中に出ていない商品やサービスをいち早く体験できるサイトです。
他の人がまだ持っていないものを試しつつ制作や開発の様子を見守り、プロジェクトの開発者とともに新しい価値を生み出す、チームの一員として参加している気持ちになれます!

世の中で話題になった時、優越感に浸れるよね
付属品一覧
では早速CZUR Shineの製品を紹介します。まず、箱の外観がこちらです。
箱が到着した時、軽くてコンパクトって聞いてたけど、大きくない?と思ったのが第一印象でした💦
しかし、箱を開けてみてその大きさに納得しました!
しっかりと本体が梱包されているため、実際の商品はコンパクトでした😊
本体はこちらです。スタイリッシュな見た目です。
実際に使用する際は上のバーを広げます。
付属品を箱から出すとこんな感じです。
CD(英語版のため、HPよりソフトウェアダウンロード)、フットペダル、指サック、USBケーブルがありました。
フットペダルは、足でペダルを踏んでスキャンしたいときに使用します。
本をスキャンする時に両手で本をめくり、足元でペダルを踏めばサクサクデータ化が進められます。
指サックは見開きの本などのページを押さえる時に使用します。
指サックが映り込んでいても自動修正で削除されるため、指が入り込んでしまった!なんてことが防げます。
また、作業マットもあり、この上に紙面を載せて撮影をします。広げたときの大きさはA3サイズです。

フットペダル、指サックは必要な時のみ使うので、必須なのは本体、USBケーブル、マットのみだよ✋
CZUR Shine基本の使い方
それでは実際の使用方法を紹介します。
使い方はとってもシンプルです!
①ソフトウェアをパソコンにインストール
②CZUR ShineとパソコンをUSBでつなぐ
③紙を置いてスキャンボタンをクリック

簡単そうだけど、機器登録とか必要だったりするんじゃないの?

USBでパソコンにつなぐだけで認識してくれるから、本当に簡単だよ!
実際にどんな流れでやっていくか見ていきましょう!
まずはHP(https://www.czur.com/support/shineultra)から最新ソフトウェアをダウンロードします。
ダウンロード完了後、起動時にシリアルナンバーの入力が求められるので本体下にある番号を入力します。
そうするとソフトが立ち上がります。
次にUSBケーブルでパソコンとCZUR Shineをつなぎます。
スキャンしたいものをマットの上に置きます。
ソフト画面右下の「スキャン」をクリック!すると1秒でデータが出来上がります!

機会音痴な私でもめちゃくちゃ簡単だったよ~
CZUR Shine機能を色々紹介
基本的な使い方が分かったところで、CZUR Shineの機能を色々使ってみましょう😊
見開きの本をスキャン
ソフトウェアが見開きページを開いた際の歪みを認識し、スキャン画像を自動的に平坦化してくれます。
従来のスキャナーが苦手とする見開き中心部を綺麗にデジタル化できるんです!また、ページを左右に分割して保存するので、右のページをスキャンして左のページをスキャンして…という手間がありません✨
実際にレシピ本で試してみました!スキャンしたい本を置きます。
スキャンをクリック!
どうですか?左右で分けてスキャンしていないのに、きれいに1ページをデータ化してくれていますね!
文字もはっきり見えます👍
複数データをまとめてスキャン
一度のスキャンで枠内の対象を全て認識し、個別に保存する事が可能です。
小さな切手から名刺まで、簡単かつ綺麗にデジタル化が出来ます。
実際にカードを複数枚置いて試してみました!
あえてちょっとばらばらに置いてみます。
スキャンすると、一度で3つのデータが完成しました!その一つがこちらです。

ずぼらなママにぴったりだね!
表裏を1枚にスキャン
身分証や証明書のスキャンを行う際、表面と裏面のデータを2度に分けてスキャンし、結合して出力する事が可能です。
免許証や保健証のスキャンに便利ですね!
最近は色んな申請もデジタル化していて免許証のデータを添付する機会が多いですが、この機能を使えば手間が省けそうです😊
OCR(文字認識)機能
取り込んだ画像から文字を認識し、WordやExcel、PDFに出力する事が可能です。
認識精度は一般的に難しいとされる日本語で90%程と高く、対応言語数は180以上あります。教育・研究機関、弁護士や公認会計士等の士業、医療機関など、紙で管理している情報のデジタル化を推進されている業種で注目されている機能です。
最初にスキャンしたこのデータをWordに出力してみました。
結果はこちらです!
イラストなども文字と認識してしまっているので、文字化けが起きてしまっています💦
文章については、7割ほど一致しているかな、というのが率直な感想でした。
でも一から自分で文字を打つよりは一度変換して修正する方が圧倒的に楽だと思います✨
動画撮影機能
本体にマイクが内蔵されており、レコーディング機能でスキャン画面の動画(MP4)を保存可能です。
テレビ通話アプリ等にカメラとして認識させる事で、リモートでのオンライン会議やセミナー、講義などにも利用できます。
例えばZoomのカメラとして認識させれば、自分の手元を他の参加者に共有することができます!!
最近は色んなイベントもZoom開催になっているのが多いので活用シーンは多そうですね。
使用して感じたメリットデメリット
私個人としてCZUR Shineを使用して感じたメリットデメリットをまとめました。
・初期設定不要ですぐに使い始めることができる
・見開きのページをスキャンする機能はとても便利
・スキャンしたデータをすぐにパソコンで編集したりPDFに変換できる
・文字認識機能はまだ完成形ではない
CZUR Shineこんな使い方もできる!
CZUR Shineは直接スキャンする面を機械に触らせる必要がないので、クレヨンや絵の具も手軽にデータ化することができます。
保育園に行っているぴよ太はよく製作品を持ち帰ってくるのですが、置き場所に困ったりもします。
かと言って捨てるのはもったいないし…と言うときにCZUR Shineでスキャンすれば思い出を残すことができ、家の置き場所に困る事もなくなります✨
早速、ぴよ太がクレヨンで書いた絵をスキャンしてみました。
データ化したものがこちらです。

これでちゃんと僕の絵が残せるね!
CZUR Shineはこんな人におすすめ!
今回はCZUR Shineについて紹介しました。
実際に使用してみて、私はこんな人におすすめだと思いました。
・見開きの本を大量にデータ化したい人
・子どもの絵をデジタル化して残したい人
・大学生など論文作成時に、参考文献をデータ化したい人
・免許証を裏表コピーして保存している企業
誰でも手軽にスキャンできるCZUR Shine、気になる人はぜひ使ってみてください😊