初めての子育てでまず悩むのが「ミルクはどれぐらいの量必要なのか?」ではないでしょうか。
新生児にとって必要なミルク量は決まっています。
この記事では新生児に必要なミルクの目安量や足りてない時のサイン、サインがあった時の解決方法までを紹介します。
私はママ歴2年目で、自分の子供を混合育児で育ててきました。混合育児だからこそ、ミルクの量の調整にはかなり悩んで助産師さんへ相談を何回もしています。

母乳、混合、ミルクのみ、どのタイプの人もぜひ参考にしてね
新生児に必要なミルクの量の目安は?
赤ちゃんの体重によっても必要なミルク量は変わりますが、今回は平均的な体重で生まれた場合の目安を紹介します。
生後1日目から7日目の1回のミルクの量は「生後日数×10ml」が目安です。
この期間は病院に入院しているので助産師さんの指導に沿ってあげればいいです。
生後8日目以降の1日あたり必要なミルク量目安は以下の通りです。
1週目~2週目…560~640ml
2週目~4週目…600~840ml
では、母乳・混合・ミルクのみの授乳スタイル別に1日の授乳回数と1回量の目安を見ていきましょう。
母乳 | 混合 | ミルクのみ | |
1週目~2週目 | 授乳10分程度×8~15回 | 授乳10分程度+30~40ml×8~9回 | 80ml×7~8回 |
2週目~4週目 | 授乳10分程度×8~15回 | 授乳10分程度+30~40ml×7~8回 | 100~120ml×6~7回 |
この目安量は助産院やミルクメーカーが示す標準的な量ですが、ミルクの飲む量には赤ちゃんにも差がありますので、必ずしもこの通りでないこともあります。
ミルクのみでも1回に60mlしか飲まない子もいますし、母乳のみでも授乳回数が8回以下の子もいます。
特に混合の場合は母乳の出に差があるのでミルクの足す量には幅があるでしょう。
標準的な量にあてはまっているかどうかではなく、自分の赤ちゃんに合った量をあげれているがどうかを考える方が大切です!

どうやって自分の赤ちゃんに合った量を知るの?

ミルクが足りてるかどうかがで判断するのがポイント!

じゃあ、ミルクが足りてないのかは何で分かるの?

それについては次で説明するね
ミルクが足りてないサイン3つ
目安量を知るだけでは、自分の赤ちゃんにとって足りているか・足りていないかを理解することはできません。
そこで大事になるのが赤ちゃんが示してくれる「ミルクが足りていないサイン」に注目することです。
1.体重の増えが少ない
新生児は1日平均20~40g体重が増えます。
1日の体重増加が20g以下の場合は体重の増えが少ないと言えます。
新生児の体重の測り方については、こちらを参考にしてみてください!
2.授乳間隔が短い
一般的な授乳間隔は「3時間」と言われています。
ミルクを飲んだ後でも機嫌が悪かったり、授乳後1時間しか経っていないのにミルクを欲しがる場合はミルクが足りていない可能性があります。
3.おしっこやうんちの量・回数が少ない
水分摂取量が足りていない場合、おしっこの量が極端に少なくなることがあります。
一般的には1日に6回以上出ていれば問題ありません。

足りていないサイン、色々ありますが一番大事なのは体重の増えです!
私は産後直後から混合育児をしていましたが、1か月検診時に体重の増えが一日あたり「15g」でミルク量が不足していると助産師さんに指摘されました。
ミルクが足りていない時の解決法
では実際にミルクが足りていないサインがあった場合どうすればいいのか?その答えは単純です。
・ミルクの量を増やす(足す)

私が混合育児でミルクを増やした方法
私は産後からずっと混合育児をして、希望する授乳スタイルはこの通りでした。
・母乳のみ、母乳+ミルクを交互に与える
・ぐずった時はとにかく母乳をあげる

まとめ
今回は新生児に必要なミルクの量について紹介しました。
目安量よりも「自分の子供にとって適切な量をあげれているのか」を大切にしましょう。
また、授乳については正解はありません。ミルクを増やすのも母乳を増やすのもどちらも正解です。
自分が希望するスタイルとマッチする方法を選択する、それが自分にとっての育児の正解になります。

お母さんの心に余裕が生まれるのが育児には大切だよね